世界遺産「熊野古道」の一棟貸し宿で堪能する薪サウナ×ジビエ鍋

世界遺産・熊野古道の中辺路沿いにたたずむ「Kumanoko Sauna」が併設された1棟貸し宿「SEN.RETREAT TAKAHARA」。10月1日よりサウナ後のサウナ飯として地元で捕れた猪肉を使用したしゃぶしゃぶ鍋の提供を開始する(予約は開始済み)。

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薪割りから火入れまで自分たちで薪サウナを準備する「Kumanoko Sauna

Kumanoko Saunaは「SEN.RETREAT TAKAHARA」に併設される、日常から離れることで心と体を休める「RETREAT(リトリート)」をコンセプトにした屋外式のフィンランド式薪サウナ。すでに温められている中に入る一般的なサウナとは異なり、薪割り、火入れを自身の手で体験できるのが特徴だ。サウナ内にはあえて照明を入れず、ストーブの火を見つめることで無になれるよう設計されている。

サウナの横には、和歌山県名匠にも表彰された地元の桶職人が手がけた露天の水風呂が用意され、外の空気を肌で感じつつサウナで蒸された体を十分に冷やすことができる。

1組限定の貸し切り宿であることから、家族や仲間とサウナ室でごろっと横になったり、会話を楽しんだり、自分のスタイルでサウナに没頭できるのも魅力だ。

サウナ後は猪肉のしゃぶしゃぶ鍋に舌つづみ

標高300mの山の上、山深い熊野古道にある本施設では、ここならではのサウナ飯として猪肉のしゃぶしゃぶ鍋を提供する。
地元で捕獲された猪肉、シイタケなどのお鍋の具材、梅ポン酢などすべて地元産で食材をそろえ、和歌山の味覚を存分に味わえる鍋だ。 一般的にあまり食べられる機会がない猪肉だが、代謝を促すビタミンB群が豚肉の3倍、鉄分は4倍も含まれており、栄養補給や疲労回復に最適。サウナ後のエネルギーチャージにぴったりと言えるだろう。

熊野古道に点在する宿「SEN.RETREAT TAKAHARA」

標高300mの山間にある集落・和歌山県田辺市中辺路町高原の空き家をリノベーションし、2021年10月にオープンした一棟貸し宿「SEN.RETREAT TAKAHARA」。大自然の中、ストレスをリセットするリトリート体験ができる。

熊野古道の主要ルート・中辺路沿いには現在ほかにサウナ施設が存在しない。熊野古道を歩き、自分たちの手で準備したサウナで蒸され、大自然の中で水風呂に入り、からだを休め、ジビエ鍋を堪能する。

古くから「よみがえりの地」とも言われる和歌山県熊野古道。自然とサウナ、そして食事を堪能し心身をととのえることで、新たな自分を見つけられるかもしれない。

SEN.RETREAT TAKAHARA
■住所:和歌山県田辺市中辺路町高原1966
※詳細は公式HP(https://sen-retreat.com/stay/takahara/)をご確認ください。

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