東京都青梅市にサウナ付き一棟貸し宿泊施設「JIKON SAUNA -TOKYO-」がオープンした。こちらは築150年以上の平屋をリノベーションした総面積200坪の古民家宿。敷地内の庭にある2階建ての蔵の中では、関東初の「土で作る」アースバッグサウナが楽しめる。サウナは日帰り利用も可能で、男女一緒に貸切でサウナを体験することもできる。
関東初! 蓄熱性の高いアースバッグサウナ
「土で作られた」新感覚サウナ
蔵の1階には、土を積み上げて作られた関東初の新感覚サウナ「アースバッグサウナ」を設置。土は木よりも蓄熱性が高く、サウナストーブからだけではなく、座面や壁面からも強い輻射熱を感じることができる。座面の上に寝転び、岩盤浴のように温まる「寝サウナ」がおすすめとのこと。
また、吸水性も高いため、サウナ室内に水をまくことで水分が多く蒸発し湿度が上昇する。呼吸がしやすく、温度を上げすぎなくてもしっかり汗をかくことができるサウナだ。
室内はストーブを囲うように座面が設けられており、いろりのイメージで友人や仲間、家族や大切な人と語らいながらサウナが楽しめる。もちろん、セルフロウリュもOK。サウナストーンには、耐久性が高くしっかりと熱をたくわえる「かんらん岩」というロウリュに適した岩を用いているため、力強い蒸気を味わうことができるそう。
井戸水を掛け流した水風呂
水風呂は、古民家の庭にあった石を集めて作った岩風呂に、敷地内で汲み上げた13~15℃の井戸水を掛け流したもの。地下から汲み上げている井戸水は、まろやかで包み込まれるような感覚を味わわせてくれる。
選べる4種類の休憩スペース
休憩スペースにはさまざまな種類の休憩イスが用意されている。京都の川床をイメージしたというゴザを敷いたデッキには、寝具メーカーである「ブレインスリープ(※)」の通気性抜群のベッドマクラを設置し、まるで雲の上に浮いているような感覚が味わえる。
また、蔵の2階にも畳が敷いてあり、畳の上で寝転がって休憩することもOK。1階のサウナの熱でほんのり畳が温まっているので、寒い日の休憩におすすめ。
※ブレインスリープとは、科学的な研究を基盤に、快適な睡眠をサポートするための製品やサービスを提供する日本発のブランド
古民家宿の縁側に座って休憩することもできる。日本庭園やサウナの蔵、そしてその背後にある青梅の山々を眺め、どこか懐かしい感覚に浸るひとときが過ごせるに違いない。
築150年超の一棟貸し古民家宿
「JIKON SAUNA -TOKYO-」は、東京・青梅の敷地面積200坪、築150年以上の古民家をリノベーションして作られた一棟貸しの古民家宿だ。東京にいながら、まるでタイムスリップしたかのような非日常を味わうことができる。
築150年の歴史と雰囲気をそのまま残す寝室にはブレインスリープの寝具が備えられており、今後はヘッドスパなどのコンテンツも用意する予定でだそう。施設は“日本一ぐっすり眠ることができる宿”を目指すという。
キッチンや受付、ダイニングも一枚板を中心にデザインされた空間で、温かみのある穏やかな空間となっている。
日本各地の空き家に「サウナ」という付加価値をつける地方創生型サウナ付き宿泊施設ブランド「JIKON SAUNA」。「JIKON」は“今、この瞬間”という意味を持つ禅の用語の「而今」に由来する。「JIKON SAUNA -TOKYO-」は、関東ではここだけのアースバッグサウナや、歴史ある古民家で過ごす時間を提供するサウナ付き一棟貸宿。予約は1日1組限定なので、気になる方は公式HPをチェックしよう。
JIKON SAUNA -TOKYO-
■住所:東京都青梅市駒木町2丁目387
■日帰り利用時間:前10:30〜後1:30、後2:00〜5:00、後7:00〜10:00
■料金:[1泊2日]5人まで=90,000円(税込)※6人以降、ひとり追加ごとに+12,000円/[日帰りサウナ]5人まで=30,000円(税込)※6人以降、ひとり追加ごとに+4,000円
※詳細は公式HP(https://jikonsauna.com/)をご確認ください