「祭の湯」に寄ってから帰ろう!
年末年始におすすめの秩父おでかけスポット
「祭の湯」は駅直結。ハイキングやトレッキング、街歩きなど秩父を楽しんだあと、サウナや温泉で疲れを癒してすぐに電車に乗って帰ることができます。そんな“締めの祭の湯”をするのにおすすめな、秩父の年末年始おでかけスポットを紹介します。
秩父駅からも西武秩父駅からも徒歩で行ける「秩父神社」
秩父市の中心部に位置する「秩父神社」は、秩父夜祭の舞台としても知られる歴史ある神社です。約2,100年前の崇神天皇の時代に創建されたと伝えられ、「知知夫の総鎮守」として地域の人々から深く信仰されています。本殿には日光東照宮で知られる左甚五郎作と伝えられる彫刻が施されており、「子宝・子育ての虎」「北辰の梟」など見どころ満載。これらの彫刻には、家内安全や子孫繁栄の願いが込められています。秩父神社は、子宝・安産・子育て、商売繁盛、家内安全など、幅広いご利益があるとされています。また、神社を訪れると、心が安らぎ、新たなエネルギーをもらえると感じる人も多いようです。
秩父神社は初詣の期間中、参道に多くの露店が並び、お祭りのような賑わいを見せます。2024年の新年も、心新たに祈りを捧げるのに最適な場所です。
関東有数のパワースポット「三峯神社(みつみねじんじゃ)」
秩父の豊かな自然に抱かれる「三峯神社」は、埼玉県秩父市に位置する由緒ある神社です。標高約1,100メートルの三峯山の山頂付近に鎮座し、その荘厳な雰囲気と神秘的な自然が訪れる人々を魅了しています。三峯神社は、約1,900年前、日本武尊(やまとたけるのみこと)によって創建されたと伝えられています。日本武尊が東征の際、雲取山からの壮大な眺望を目にし、この地を霊地と定めたことが始まりとされています。
社名の「三峯」は、境内から望む三つの山(雲取山、白岩山、妙法ヶ岳)が連なる姿に由来します。山岳信仰が色濃く反映されており、古来より修験者や信仰者の間で篤く崇拝されてきました。
パワースポットとしても全国的に有名で、境内からさらに進むと、険しい山道を登った先に奥宮があります。この場所は特に霊力が強いとされ、多くの人が祈願に訪れています。また、周辺の自然は四季折々の美しい景色を見せ、特に紅葉シーズンには、赤や黄色に染まる山々が息をのむほどの絶景を演出します。
伝説に彩られた神社「宝登山神社(ほどさんじんじゃ)」
長瀞エリアに位置する「宝登山神社」は、開運招福や火防の神様として知られる神社です。創建は、日本武尊(やまとたけるのみこと)の東征の際に遡ります。日本武尊が宝登山に登り、この地を霊地と定めたことが起源とされています。伝説によれば、山火事に遭遇した際、日本武尊を助けた大きな犬が火を消し止めたとされ、この神社は火難除けや災難除けのご利益があると信じられています。自然豊かな環境の中に佇み、多くのご利益があるとされる神社として、多くの参拝者や観光客を魅了しています。山と川に囲まれたこの場所は、自然と心が調和する癒しの空間としても知られています。
秩父三社のひとつに数えられ、山の神々を祀る静かな佇まいが特徴的です。特にお正月には、多くの参拝者が訪れ、家内安全や商売繁盛を願います。
境内は美しい自然に囲まれており、四季折々の風景をみせてくれます。春には梅やロウバイが咲き誇ることで有名ですが、冬の凛とした空気の中での参拝も格別です。初詣に合わせて長瀞の自然も一緒に楽しめるので、遠方から訪れる方にもおすすめです。
冬の絶景スポット「三十槌の氷柱(みそつちのつらら)」
三十槌の氷柱は、荒川沿いの岩肌や木々に湧き水や雪解け水が凍りつき、自然に形成される巨大な氷の造形です。高さ10メートル、幅50メートルにも及ぶ氷柱の景色は圧巻の一言。昼間は青空に映える透明感のある輝きが、夜にはライトアップによって幻想的な雰囲気を生み出します。
自然の湧き水が流れる環境でしか見られない独特の氷柱は、毎年少しずつ形を変えます。訪れるたびに異なる表情を見せるため、何度も足を運びたくなる魅力があります。夜になると、氷柱は色とりどりのライトで照らされ、まるで別世界に迷い込んだような美しさを楽しめます。ライトアップは例年1月から2月にかけて行われ、国内外から多くの観光客が訪れる人気スポットとなっています。