プロレス×サウナ!? 2024年6月21日(金)、1800坪のスパ&プール施設全館を使う日本初の「サウナ路上プロレス」が、千葉県佐倉市の人気スパ&プール施設「アクア・ユーカリ」にて開催されます!
自由で過激なエンタメプロレス団体「DDT」
敷地面積1800坪――サッカーグラウンド約一面ぶんという広大な施設全館をプロレス会場にする。そんな前代未聞のイベントを行うのは、1997年5月の旗揚げされたプロレス団体「DDTプロレスリング」。
DDT=“ドラマチック・ドリーム・チーム”の名の通り、エンターテインメント性の強い、自由で過激な試合が人気で、他のプロレス団体とは一線を画した独特の世界観が老若男女から支持されています。
試合会場も独特で、通常のリングのほか、ライブハウスやスポーツジム、商店街、屋形船など、さまざまな場所で「路上プロレス」を開催。昨年9月、東京~名古屋間を疾走する「のぞみ」車内で開催した「新幹線プロレス」のニュースをご記憶の方も多いのでは?
イベントを企画したのはサウナ好きレスラー
では、なぜまた、今回「アクア・ユーカリ」で試合を……といいますと、2月14日に開催されたDDTのイベント「花より熱波3~ととのいをキミに~」の勝利者賞として、「アクア・ユーカリ」が施設の1日貸切権を用意。勝利者賞を手にした勝俣瞬馬選手が、その権利を使用することで「サウナ路上プロレス」を企画したもの。
加えて、協賛した「アクア・ユーカリ」の総支配人・金谷智樹さんが、勝俣選手と同じ千葉県柏市出身という縁もあって、“施設全館を使う”というイベントが実現したのだとか。
「僕が持っているEXTREME(※①)というベルトがありまして。DDTでは、その保持者であるチャンピオンが試合のルールを決められるので、今回の施設全体を使った『サウナ路上プロレス』を企画しました。金谷支配人とは常々『何か一緒に面白いことをやりたいね』と話していたので、実現できてうれしいです」とは勝俣選手。
なお、勝俣瞬馬選手は、サウナ好きが高じて熱波師資格を取得したプロレス界きってのサウナーで、2021年3月には、SAUNA BROS.(雑誌)でも何度か取材をしている千葉県館山市「Sea Sauna Shack」の支配人にも就任。DDTでは、サウナ好きが集まったユニット「The37KAMIINA」(サウナカミーナ)でも活躍(※②)。そのサウナ熱と愛情は「マツコの知らない世界」(TBS系)でも紹介されたほど。
「僕自身プロレスが大好きですし、サウナも大好きなので、プロレスファンはサウナを、サウナ愛好家の方々はプロレスを好きになってくれたらいいな。どちらの業界も盛り上がってくれたらいいなと思い、企画を考えました」(勝俣選手)。