老舗旅館「白鷺湯たわらや」が極上サウナと半露天風呂を新設！

2025年11月30日

石川県・加賀温泉郷の山中温泉に佇む鎌倉時代創業の老舗旅館「白鷺湯たわらや」が、2025年11月に大浴場「河鹿」にサウナ・水風呂・半露天風呂から成る新エリアをオープンした。北陸の名勝「鶴仙渓」を望みながら整える唯一無二のロケーションで、森林浴と温泉を同時に味わうことができる。

渓流を望むフィンランド式サウナと半露天風呂

新サウナはフィンランド式で、10名でもゆったり過ごせる広さが特徴である。サウナを出ればすぐ横に冷たい水風呂があり、外気浴スペースにはインフィニティチェアを配置。渓流の瀬音に包まれながら心身を解き放つ時間が過ごせる。さらに目の前の半露天風呂では、歴史ある山中の湯を存分に楽しめる。日中は四季折々の渓谷美を、夜は九谷五彩をイメージしたライトアップを眺められるのも魅力だ。サウナ・水風呂・外気浴・半露天風呂が一か所に集約されており、数歩以内で移動が完結する導線にこだわった点も特徴である。シャワーブースや給水スポットも設置されており、エリア内で快適にサウナ体験可。向こう岸に遊歩道があるため、本エリアは湯あみ着を着用して利用する形式となっている。

食事では、のどぐろの宝楽焼や能登牛など、地元の高級食材を用いた特選会席を用意するほか、11月からは冬季限定で加能ガニをふんだんに使った懐石料理も登場。地酒とともに石川ならではの味覚を堪能できる。

今回のリニューアルは、2023年と2025年に導入したプライベートサウナ付き客室が好評を博し、大浴場にもサウナを求める声が多かったことを受けて実施された。白鷺湯たわらやは、山中温泉に眠る地域の魅力を旅館から発信する「山中温泉のショールーム」を目指しており、伝統を守りつつ、時代のニーズに応える新たな挑戦を続けている。