江戸時代、捕鯨によって栄えた佐賀県唐津市呼子町では、「鯨の町興し」プロジェクトが進められている。その取り組みの一環として、海とまちの魅力を五感で楽しめるサウナ施設「JIN6サウナ（ジンロクサウナ）」 が11月28日（金）にオープンする。
横浜「ハレタビサウナ」、富津「サトヤマテラス」に続く最終章
「JIN6サウナ」は、横浜中華街の「HARE-TABI SAUNA & INN（ハレタビサウナ）」、千葉県富津市の「SATOYAMA TERRACE（サトヤマテラス）」に続く、三部作の最終章として誕生。都市、自然、海という3つの舞台を通じ、それぞれの土地の営みや文化を“サウナ体験”として表現する試みだ。
※SAUNA BROS. WEBでは現在、「ハレタビサウナ」のイベントリポートも公開中。
海の青を映した幻想的な空間
本施設は、鯨組主・中尾甚六の名を受け継いだサウナ。鯨が深海へ潜り、再び浮上するように、心身を整えることをコンセプトとし、海の青を映した幻想的な空間で五感を刺激する新しいサウナ体験を提供する。
日本初・九州初となる設備や演出
館内には、日本初・九州初となる設備や演出を随所に取り入れ、旅の目的地として訪れたくなるような場所を目指しているそう。
鯨サウナ
鯨サウナは、小さな噴水が常に立ち上がる幻想的な空間。30分に一度の「潮吹きタイム」では、噴水の水がストーブにかかりロウリュとなり、さらに風と水が利用者に向かって吹き上がる“鯨の潮吹きショー”を体験できる。
イカサウナ
イカサウナは、イカの曲線をモチーフにしたデザインで、港町を一望できる大窓を備えたサウナ室。EOS社「ZEUS」サウナストーブによるオートロウリュと、海藻やハーブの香りで心身ともにリラックスできる。さらに、不定期で行われる「イカ墨ロウリュ」では、アミノ酸豊富で美髪・美肌効果にも期待できるイカ墨エキスを堪能することができる。
窯サウナ
唐津焼の窯で使われていたレンガと土を活かした唯一無二の窯サウナでは、高速循環で全体に行きわたる唐津茶のセルフロウリュにより、香りと熱を同時に楽しめる。さらに、自分が唐津焼の一部になったかのような没入感も味わうことができる。
海と一体になる水風呂・温浴体験
空中水風呂
港の景観を背に、空に浮かぶガラス張りの水風呂。まるで海に漂っているかのような浮遊感と開放感を味わうことができる。水温は14〜16℃に設定され、心地よい冷たさでサウナ後のリフレッシュをサポート。
イケス水風呂
イカの生簀を活用したユニークなイケス水風呂は、荒波と穏やかな凪、2種類の水流と温度を行き来しながら、“海に漂うようなリラックス”を堪能できる。さらに、シングル水風呂と約25℃の水風呂で、冷々交代浴も楽しめる。
“深海”と“港風”が誘う余白
深海ルーム
内気浴のための「深海ルーム」は、深海の静けさに包まれる暗がりの空間。サウナ施設として日本初となるウォーターベッドでの休憩を導入し、身体を水にゆだねながら、まるで海中に漂うような“究極の内気浴”と深いリラックスを体感できる。
展望デッキ
外気浴スペースで呼子の港を一望できる展望デッキでは、潮風を感じながらゆったりと過ごすことができる空間。海と空の境界を眺めながら、自分の呼吸と静かに向き合う時間を楽しむことができる。そのほかにも、バリエーション豊富な休憩スペースやリクライニングチェアを完備。
新感覚の温浴休憩
「足腰湯」は、港を眺めながら足腰を温め、上半身は潮風にあたる新感覚の温浴休憩設備。水温約40℃で、サウナ後のリラックスと体のケアを両立。
＜施設概要＞
JIN6サウナ
◼︎所在地＝佐賀県唐津市呼子町呼子3079
◼︎オープン予定日＝11月28日（金）
◼︎営業時間＝10：00～22：00（最終入館21：00）
◼︎利用料金（税込）＝［大人］平日 2,970円 、休日 3,850円［子ども（中学生以上、高校生以下）］1,100円
※2時間半制
※JIN6サウナは、水着着用のうえ利用できる男女共用施設。
