サウナ好き俳優・黒羽麻璃央さんとサウナ施設をめぐる連載「翔ぶ瞬間」(過去の連載はこちらから!)。
「焼いてるふたり ~交際0日 結婚から恋をはじめよう~」(読売テレビほか)と「マル秘の密子さん」(日本テレビ系)の撮影を終えた黒羽さんが、江戸情緒と洗練された“今”の雰囲気を併せ持つ大人の街・東京は神楽坂で久しぶりの休日を楽しむ――その後編です。
神楽坂の隠れ家的サウナの感想を語る
――訪れたのは、この9月、新宿区神楽坂にオープンしたばかりの「あかざる 神楽坂SAUNA」。高級感あふれるプライベートサウナで2セットを体験しましたが、本日の感想はいかがでしたか?
「オシャレな和食屋さんと見間違う“和モダン”な外観も高級旅館のような内装も洗練されていて、すべてが“大人!”な雰囲気で。“ここ知ってるんだぜ”って友達に自慢したくなる、隠れ家的なサウナだと思いました」(黒羽さん)
――そこらじゅうに石畳が敷かれるなど、今も江戸の面影を残す神楽坂の印象は?
「仕事以外では初めて訪れたんですけど、素敵な街ですよね~。老舗のお店があるかと思えばオシャレなカフェもあって、庶民的な居酒屋さんなんかも並んでいて。もっと敷居の高い街だと思っていたので、ちょっと意外でしたね」(黒羽さん)。
「最近はカジュアルなお店も増えています」(蓮沼さん)。
――前回と同様、「あかざる」スタッフの蓮沼太郎さんに加わっていただきます。
「『あかざる』さんはもともと料亭だった建物をリノベーションされたんですよね?」(黒羽さん)。
「そうですね。木格子の扉や室内の壁、坪庭など、料亭のよさを残しながらリノベーションしました。中には『前は料亭だったよね?』、『昔ここで結婚の挨拶をやったんだよ』とおっしゃる料亭時代からの常連さんもいらっしゃって、神楽坂という街の歴史を感じます」(蓮沼さん)。
「へえ~、いいお話ですね。今年9月にオープンされたそうですが、完成まで時間がかかったんじゃないですか? めちゃくちゃ凝った作りなので」(黒羽さん)。
「そうですね。細かな部分にもこだわったので、1年半から2年弱くらいかかりました。設計や施工はもちろん、インテリアや小物選びまで時間をかけて行いましたね」(蓮沼さん)。
「“あかざる”という屋号はどうして?」(黒羽さん)。
――ヒントは「神楽坂」です。黒羽さん、推理してください。
「えっ、神楽坂? 何だろう……(しばし考えて)うーん、わからないな。ギブアップです!」(黒羽さん)。
「ローマ字の“KAGURAZAKA”を後ろから読んで、“AKAZARU”としました。少し字余りですが」(蓮沼さん)。
「あ、なるほどね、そういうことか~。この問題を解くには、名推理が必要。コナンくん(『名探偵コナン』)じゃないとわからない(笑)」(黒羽さん)。