愛媛「東道後のそらともり」に新感覚サウナ付き客室がオープン！

2024年10月9日

愛媛県松山市「東道後のそらともり」に、サウナと音楽が融合した「音響特化型サウナ付き客室」が誕生する。

2024年11月11日（月）より、5つの新たな客室がオープンする。そのなかでも注目なのが「音響特化型サウナ」を備えた「ARCH SAUNA」と「MERI SAUNA」の2室。音楽の没入感とサウナの癒しが融合した、特別なリトリート空間を提供してくれる。

音響プロデューサー監修の迫力あるサウンドを全身で体験できる新感覚のサウナ

愛媛県松山市にある「東道後のそらともり」は、「氣養生」をコンセプトとした複合型の温浴施設。美肌の湯とも言われる天然温泉（アルカリ性単純泉ph9.2）を大浴場や宿泊施設で楽しむことができるとともに、広い空と日尾山の森に囲まれた立地により、たっぷりと自然を感じられる。2024年に開業15周年を迎え、2月には大浴場のリニューアルも実施し、高濃度炭酸泉やととのいスペースが新設された。

2024年11月11日（月）にオープンする5つの新たな客室から今回紹介するのは、音響プロデューサーが監修した迫力あるサウンドを全身で体験できる、新感覚の「音響特化型サウナ」。音楽に包まれながら、五感を刺激する特別なサウナを楽しむことができる。

サウナ付き客室「ARCH SAUNA」と「MERI SAUNA」の音響設計は、音響プロデューサーが監修。全身にサウンドが響き渡るような独自設計になっており、まさにサウナと音楽が融合した特別な空間だ。コンサートホールでも使われる高級スピーカーを採用し、まるで音楽に包み込まれるかのような没入感を演出。体を温めるだけでなく、心まで癒す、新しいリトリートな体験を提供してくれる。

サウナ付き客室「ARCH SAUNA」

サウナ付き客室「ARCH SAUNA」は、「デザイン性」と「本格的なサウナの機能性」を兼ね備えた新しいスタイルのサウナ。最大4名まで宿泊できる客室で、コネクティングルームにすると最大6名まで宿泊可能となる。

360°を囲まれた独創的なアーチ型ベンチが採用されており、背面と天井との距離が近いため、通常のサウナよりもロウリュで発生した蒸気の立ち上がりを全身で感じることができる。

サウナ室のデザインと設計は、そらともり株式会社取締役の後藤真吾氏が担当。実際に北欧圏（フィンランド、エストニア、チェコ）のサウナ施設を訪問し、現地のサウナ室の構造を学び、それらを参考にして設計したという。

サウナストーブは、世界的に高いシェアを誇る「HARVIA」のストーブを導入。好みの温度調整が可能で、より快適なサウナ体験を味わうことができる。ロウリュ用のアロマ水は、地元・愛媛県の特産品「新宮茶（ほうじ茶）」を使用予定。

全客室に露天風呂が付いており、美肌の湯として古くから地元の人に愛されている東道後温泉の源泉を使用している。一般的に「pH7.5」以上のアルカリ性温泉が「美肌の湯」とされる中、「東道後のそらともり」は「pH9.2」とヌメリが特徴的な泉質だ。

水風呂は、名水百選にも選ばれた「杖の淵」付近の湧き水を使用し、水深110cm、水温は16℃に設定されている。外気浴スペースにはフランスの名門ブランド「Lafuma」のチェアが導入される予定だ。

サウナ付き客室「 MERI SAUNA」

サウナ付き客室「MERI SAUNA」は、愛媛県が面する瀬戸内海をコンセプトにした、最大2名まで宿泊できる客室。

「MERI」はフィンランド語で「海」を表す言葉で、「瀬戸内海の穏やかできらめく波」を壁面に表現するために、ベンチ背面には瀬戸内海の穏やかな波を連想させる木材加工を施し、鮮やかな青色に仕上げられている。また、ベンチの中にストーブが埋め込まるような構造となっているため、ロウリュで発生した蒸気を足先から感じられる。