黒羽麻璃央連載/ドラマ共演の濱正悟さんと2人で翔ぶ 常盤湯①

サウナ好き俳優・黒羽麻璃央さんとサウナ施設をめぐる連載「翔ぶ瞬間」(過去の連載はこちらから!)。今回訪れたのは、東京都江東区常盤町にある「深川温泉 常盤湯」。

今回は、7月4日(木)にスタートしたドラマ「焼いてるふたり ~交際0日 結婚から恋をはじめよう~」(読売テレビほか)で共演中の濱正悟さんをゲストにお招きして、「“ととのってる”ふたり」(!?)をお送りします。

目次

お風呂の種類、温度もありがたいです

黒羽「今回は、本宮泰風さん以来のゲストとして濱正悟くんをお招きしました」

濱「本宮さんの次ってプレッシャーあるな~(笑)。僕で大丈夫ですか?」

――濱さんと黒羽さんは、2019年にドラマ「コーヒー&バニラ」(MBSほか)でも共演した仲。プロフィールには、趣味の欄に「サウナ」とありましたし、適任じゃないかと思い、オファーさせていただきました。

黒羽「『焼いてるふたり』に出ていた金子隼也くんも最近サウナにハマっているみたいで、『今度、僕も呼んでください』って言っていました」

濱「同世代~後輩の俳優仲間はサウナ好きが多いですよね。その中でも麻璃央くんはベテランで」

黒羽「(笑)、ベテランって! 歳、1コしか変わんないじゃん。お互い30(歳)にもなったら1コ差なんてあってないようなものよ?」

濱「僕、まだ29歳なんで(笑)。後輩は後輩なんで、本宮さんの時とは逆に僕が麻璃央くんの背中を流させてもらいます!」

――(笑)、それでは2023年3月にリニューアルオープンしたばかり。「常盤湯」ご自慢の天然温泉とサウナを体験してみましょう。

濱「めっちゃキレイですね。外観も内観も下町銭湯のよさを残しつつ、リニューアルされていていい雰囲気だな~。僕、サウナはもちろんですけど、風呂も大好きなんでベストチョイスです」

黒羽「内湯は高濃度浸透炭酸泉にシルク風呂(シルキーバス)、寝風呂(ジェットバス)。で、外の露天スペースには天然温泉(ナトリウム-塩化物冷鉱泉)と電気風呂。銭湯で、これだけお風呂の種類がたくさんあるってすごいし、ありがたいよね?」

濱「温度も低いのから高いのまで、バリエーションがあっていいですね」

――「常盤湯」は温度違いのお風呂でも人気。。内湯は、真ん中にある中温(約40℃)の大きな湯船を挟んで、両端に高温(約42~43℃)と低温(約36℃)の湯船が並びます。

黒羽「今日は、特別に営業時間前に入らせてもらってるから沸かし切れていないけど、普段はめっちゃ熱いらしいよ?」

濱「えっ、そうなんですか?」

――今の熱湯が40℃ほどですね。もうちょっとかかりそうです。

濱「じゃあ、まずは身体、洗いましょう。背中流しますよ!」

黒羽「やさしくね。この前、本宮さんの背中ゴシゴシしすぎて真っ赤になってたから(笑)」

超高温サウナはほどよい温度が気持ちいい

黒羽「汗を流したところで、お風呂入ろうか?」

濱「(中温の湯船に浸かって)うーん……ちょうどいい。僕はこれくらいの温度が好きですね。ずっと長く入っていられるから」

黒羽「うん。このくらいの温度もいいよね~。下町の銭湯は“アツっ!!”ってイメージがあるから、こういう中温~低温のお風呂も選べるって、ホントうれしい」

濱「(いくつかの湯船を楽しんで)ここまでお風呂がいいと、サウナも楽しみですね~。そろそろ行きます?」

――サウナは露天スペースにあります。温度は約100℃。座面は3段で定員は11名。リニューアルした際、男湯には20分毎のオートロウリュサウナ、女湯にもサウナ(定員6名)が新設されました。

濱「おっ、出入り口が二重扉に。屋外にあるから、熱が逃げにくいのはありがたい」

黒羽「石造りだから、溜まった熱がガツンとくるね」

濱「熱いけど、オートロウリュのせいか、ほどよい湿気があって気持ちいいっス~」

黒羽「ストーブ、ダブル(遠赤のガスストーブとストーン対流式のストーブ)なんだ。そのせいか、めっちゃ熱いな?」

濱「オートロウリュとオートファンがいい仕事してますね~」

充実した1日になることが保証されました!

濱「(10分ほどで)水風呂行ってきます! (水風呂の水を桶ですくって汗を流す)うわっ、冷たっ!! 温度計は17℃を指していますけど、体感はより冷たく感じます」

――バイブラありで、水深もありますから100℃のサウナでで火照った身体が一瞬で冷えます。

黒羽「(2分ほど遅れて水風呂に)まだ入ってる。水風呂、強いんだ?」

濱「強いっすね。冷たすぎるのは、ちょっとツラいですけど、これくらいなら全然入っていられます」

――もともと日本庭園だった露天スペースには、ととのい椅子がズラリと並んでいます。

黒羽「空が見えて、緑を眺めながら、午前中からととのう……。最高だね?」

濱「まだ1セット目にして、充実した1日になることが保証されました。ココから麻璃央くんは、セットごとに上げていくんですよね?」

黒羽「そうね。時間も、座る場所の段数も上げてくタイプ」

濱「俺は逆に下がってくタイプです。全速力で走った後は、ゆっくり歩いて帰るのと同じで」

黒羽「アスリートの考え方じゃん?(笑)。そっか、ランニングも趣味なんだもんね?」

濱「そうですね。サウナもスポーツの一種と捉えてるところがあるかもしれないです」

黒羽「さ、2セットめ、行く?」

濱「(2セットめに入りながら)麻璃央くん、めっちゃ追い込んでますね~」

黒羽「汗かきたいんだよね。老廃物を外に出したい(笑)。最近、趣味で水泳を始めたんだけど、汗をかいてる実感がほしくて、やっぱサウナ来ちゃうんだよ~」

濱「なんか、分かります。体力維持もあるけど、僕も汗をかいてる実感がほしくて走ったりしてるんで……ていうか、2段めに上がると、めっちゃ熱いですね~」

黒羽「そろそろ水風呂行こうか?」

濱「(水風呂に足を付けて)アツっ~!」

黒羽「今、冷たいのに“アツッ!”って言ったよね?(笑)」

濱「(笑)、麻璃央くんに合わせてサウナ入ったら感情が迷子になってます!」

黒羽「(笑)、自分のペースで入っていいんだよ?」

――「焼いてるふたり」では、同期の福山健太(黒羽)と戸田裕貴(濱)役を演じていますが、今日のお2人を見ていると、なんだか逆のような関係性でおもしろいですね。

濱「そうですね。今回、僕は麻璃央くん演じる健太の同期で、唯一の相談相手という役なんですけど、普段の僕らは逆かもしれないです。僕の方がいろいろ教えてもらってるので」

黒羽「で、健太は、真面目で天然なところがあって」

濱「僕が演じる戸田裕貴はクールなんだけど、ちょっと不器用で。健太に“ああした方がいい、こうした方がいい”って言う、おせっかいなキャラクターでもあります」

黒羽「恋愛に奥手で婚活連敗中の健太が、そんな戸田裕貴のアドバイスもあって、晴れてマッチングアプリで知り合った千尋さん(松村沙友理)とゴールインして。健太は浜松に異動するんですけど、何かと裕貴のことを頼りにしていて」

濱「新婚なのに週末しか会えないので、趣味のBBQやアウトドアを楽しむ際は、千尋さんを喜ばせようと健太が一生懸命がんばるんですけど……という、グルメドラマでもあり、恋愛ドラマ。また、いいヤツなんですよ~、健太が」

黒羽「今後はね、戸田裕貴も千尋さんの会社の上司である伏見さん(紺野まひる)と……みたいなワクワク感はあると思います。」

濱「そう、子どもと大人ではないですけど、そのへんも見どころです。健太・千尋さんとは違う雰囲気の見せ場があるので、楽しみにしていただけたら」

黒羽「よし、2セット目、ととのったところで、3セット目行ますか?」

次回は、3セットを終えたお2人が、それぞれの“サ活”や最近お気に入りのサウナ施設、趣味や体力作りについてまったり、たっぷりと。「焼いてるふたり」の終盤に向けたヒントもあるので、どうぞお楽しみに! 「焼いてるふたり」はTVerにて最新話を無料配信中、FODにて独占配信中。見逃した方は、ぜひそちらも!!

黒羽麻璃央(くろば・まりお)
1993年7月6日生まれ。宮城県出身。2010年に第23回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストにて準グランプリ受賞。2012年にミュージカル「テニスの王子様」で俳優デビュー。2015年から刀ミュこと「ミュージカル『刀剣乱舞』」シリーズに三日月宗近役で出演。ほか舞台「黒子のバスケ」の黄瀬涼太役を演じた。舞台以外にもドラマや映画、バラエティー番組にも出演、幅広いメディアで活躍。現在は「焼いてるふたり ~交際0日 結婚から恋をはじめよう~」(読売テレビほか) 、「マル秘の密子さん」、「おやすみのたね。」(ともに日本テレビ系)、に出演中。

濱正悟(はま・しょうご)
1994年8月22日生まれ。東京都出身。2015年、日曜劇場「下町ロケット」(TBS系)で俳優デビュー。2022年「何かおかしい」(テレビ東京系)でドラマ初主演。ほかよるドラ「恋せぬふたり」、連続テレビ小説「舞いあがれ!」、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(ともにNHK総合)など。9/17放送スタートのドラマ「毒恋~毒もすぎれば恋となる~」(TBS)にW主演で出演。趣味はサウナ、カレー屋巡り、料理、登山、ボルダリング、ランニングとアクティブ。

深川温泉 常盤湯
住所:東京都江東区常盤2-3-8
営業:後0:00~深0:30(最終受付0:00)定休=木曜
料金:550円 サウナ(平日)男性500円、女性400円(休日)男性600円、女性450円
常盤湯公式HP(tokiwayu.com

シェアお願いいたします
  • URLをコピーしました!
目次