天野春果率いる南葛SC=サウナクラブが始動。選手が熱波師に!?

 南葛サウナクラブは、SAUNA BROS.WEBで連載中の天野春果さんはプロモーション部長を務めています。名物企画屋が仕掛ける新たな企画とは……!?

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あのサッカー選手が熱波師に!?

社会人サッカークラブ・南葛SCのサウナ好き選手により結成された「南葛Sauna Club(サウナクラブ)」初となる、熱波イベント「南葛熱波」を開催!

7月23日、東京・葛飾区にあるサウナの名店「サウナ&カプセルホテル レインボー新小岩店」にて、熱波師デビューを果たしたのは、南葛SCのミッドフィルダーで背番号11番の楠神順平選手と、フォワードで88番を背負う大前元紀選手。

なお、楠神選手は、“セクシーフットボール”旋風を巻き起こしたし野洲高校の全国制覇に貢献。Jリーグでは川崎フロンターレやセレッソ大阪などで活躍し、オーストラリア(シドニー・ワンダラーズ)でもプレー経験のあるドリブラー。

大前選手は、高校年代3大大会(インターハイ、高校選手権、高円宮杯全日本ユース選手権)すべてで得点王に。清水エスパルスをはじめ、ドイツのブンデスリーガ(フォルトゥナ・デュッセルドルフ)でのプレーしたアタッカー。ともにサッカーファンならば誰もが知る名プレーヤーです。

熱波で葛飾区をととのえる!

そんな選手が、なぜ熱波師に…? と言いますと、これは葛飾区をホームタウンとし、さまざまな地域活動を推進する南葛SCの試みの1つ。

新しい形の地域接点づくり、密着活動をおこなう団体として、今年3月に「南葛サウナクラブ」を設立。「ホームタウン・葛飾区をととのえる」、「葛飾に熱風・旋風を吹かせる」という趣旨に賛同したサウナをこよなく愛する選手13人、クラブスタッフ2名が集まったことに始まります。

ちなみに、スタッフの1人で「南葛熱波」の仕掛け人は、南葛SCプロモーション部部長で、SAUNA BROS.WEB連載でもおなじみの天野春果さん。いわく「自分もサウナが大好きですし、選手にもサウナ好きはたくさんいますし、裸の付き合いであるサウナは、地域と密着する活動には適していると思って企画した」そうです。

そして、南葛SCとパートナーシップ契約を結び、「葛飾区を盛り上げたい!」との思いをクラブとともにする「レインボー新小岩店」が快く協力を申し出てくれたことで、今回の選手による「南葛熱波」企画が実現。

選手は、新小岩店副支配人の竹内彰義さん、プロ熱波師である大森熱狼さん、安寺沢茜さんを師匠による約5ヵ月間の熱波指導を受講。厳しいサッカーのトレーニングの合間に、師匠たちの直接指導や自主練を積むなどして、晴れて熱狼さんの審査による昇段試験に合格しました。

「全体練習は5、6回です。あとは試験合格を目指し、トレーニングが終わった後、それぞれが必死で自主練しました」(楠神)。

「屋外の自主練ではできても、サウナ室内ではできないこともあったり、難しかったですね」(大前)。

熱波よりサッカーの方が簡単?

こうして、熱波初お披露目となったこの日は、「レインボー新小岩店」に、南葛SCの選手やサウナクラブメンバー、ファン・サポーター、地元・葛飾のお客さんが20名ほどが集結。「2人で8時間くらい話し合って決めました」(大前)というサンボマスター「できっこないを やらなくちゃ」と郷ひろみ「GOLDFINGER’99」、堂島孝平「葛飾ラプソディー」に乗せて、楠神、大前両選手がアスリートならではの熱く、なおかつ心地よい風を。

「ロウリュをやりすぎたので、めちゃくちゃキツかったです」(楠神)。

「みなさん楽しんでくれたようですし、それが一番なんですが、(20人ぶん×3ターンは)想像もできない熱さでした。サッカーで点を取る方が簡単ですね(笑)」(大前)。

SAUNA BROS.Vol.8の「サウナ好き37人に聞きました」でもお世話になった大前選手は、サウナ歴26年(!)。静岡県清水市を拠点とする清水エスパルスに所属していたことから、「『サウナしきじ』(静岡県静岡市)にもひんぱんに通っていた」、サッカー界随一のサウナ好き。

「僕自身もそうですし、サッカー選手にはサウナ好き、温泉好きは多いです。エスパはクラブハウスにも2~3名入れるサウナがあったので、利用している選手もたくさん。ただ、サウナは大好きですが、これまで熱波を受けた経験はあまりなかったので、今回の企画で熱狼さんの指導のもとイチから学んだ感じでした」(大前)。

一方、楠神選手は「実はサウナは苦手」で、選手兼南葛SCプロモーション副部長を務めるため、「南葛熱波」企画を機に本格的にサウナに入るようになった若葉マークのサウナー。

「最初は、サウナとは何度くらいが適温なのか、どんな風が気持ちいいいか、何も分からなかったので苦労しました。チームでも年長の方ですし、一応、副部長ではありますが、サウナクラブでは一番、下っ端です(笑)。立ち上げから少しずつサウナに入り始めて、“1時間早く寝るより1熱波”という師匠・茜さんの言葉の意味がようやく実感できるようになってきました」(楠上)。

もう1つの南葛SCとともに

このたび、南葛サウナクラブ専用ユニフォームが完成(写真の楠神、大前選手が着用)。クラブのオリジナルロゴが入った公式グッズの第1弾となるサウナハットも「レインボー新小岩店」で限定販売中(5,500円)。最高にととのう「南葛熱波」は、同店にて毎月第2、4火曜日に開催されます(※サウナハットは、南葛SC ECグッズサイトおよび7月28日に開催されるホームゲームvsヴェルフェ矢板、奥戸総合スポーツセンター陸上競技場外・グッズ売店でも発売)。

「葛飾を盛り上げたいと思っているので、南葛SCを知らない人もサウナを通じてサッカーに興味を持ってもらえたらうれしく思います」(大前)。

「こういう遊び心を持った地域活動から、サッカーだけじゃ届かないところでも南葛を知ってもらう。それで“スタジアムに行こうかな”と思ってもらえればいいですね」(楠神)。

ちなみに、南葛SCは、世界的プレーヤーも影響を受けたサッカー漫画の金字塔「キャプテン翼」の作者・高橋陽一先生がオーナー兼代表を努め、「葛飾からJリーグへ」をテーマに、関東サッカーリーグ1部(実質5部)から、まずはJFL(4部)昇格、将来的にJ3(3部)入りを目指している地域密着型のクラブチーム。

関口訓充選手(背番号7番)や稲本潤一選手(8番)、今野泰幸選手(15番)といった元日本代表選手も所属し(「キャプテン翼」の主人公・大空翼選手も!)、川崎フロンターレや名古屋グランパスエイトなど指揮した知将・風間八宏監督が率いています。

「南葛熱波」では「南葛SC、背番号11番、楠神順平です」という具合に自己紹介の後にアウフグースをしてくれるから、顔と背番号を覚えてスタジアムで応援を…という“推し活”をするのもよし(その逆も)。「レインボー新小岩店」は男性専用なので、気になった女性は、クラブ公式SNSやYouTubeチャンネルをどうぞ! 熱波、サッカー、どちらの雄姿もご覧になれます。

<X> nankatsu_staff  
<Instagram> nankatsusc_official  
<TikTok> nankatsu_sc  
<YouTube> https://www.youtube.com/@NANKATSU_SC
<HP> nankatsu-sc.com

来る7月28日(日)のホーム・ヴェルフェ矢板戦では、ベンチ外の部員がミストシャワーを仰いで、ファン・サポーターへ熱波ならぬ“涼波”を送る熱中症対策サービスも展開予定。ほか“涼”を呼び込む、さまざまな企画も。また同日は、髙橋先生と翼くんの誕生日祝いも行われます。

「(レインボー新小岩店に来られない)女性の方々にも、どれぐらいの風を送れるのか、スタジアムまで見に来てほしいです。ほかにも、たくさんイベントがありますので、ぜひ遊びにいらっしゃってください!」(楠神)。

“もう1つの南葛SC(=サッカークラブ・サウナクラブ)”の熱波を浴びて、南葛SCの試合も応援。これから本格的な猛暑、酷暑の季節になりますが、熱波の熱さと熱い試合で暑さを吹き飛ばしましょう!

サウナ&カプセルホテルレインボー新小岩店
■住所:東京都葛飾区新小岩1-49-1
■営業時間:24時間営業
■料金:3時間コース=1,700円(延長料金=30分につき250円)、普通コース(前5:00〜深0:00)=2,300円(深0:00以降深夜料金1,200円加算)、朝風呂1時間コース(前5:00〜9:00)=1,000円(延長料金=30分につき250円)
※その他、詳細はこちらからご確認ください

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